価値観リストの使い方。選ぶ前に自分の言葉を先に出す

価値観リストの使い方。選ぶ前に自分の言葉を先に出す

価値観リストは、自分の価値観を発見するための一覧ではなく、すでに持っている感覚に名前を当てて粒度を揃えるための道具である。 だから使う順番が結果を左右する。先にリストを開くと、反論しにくい言葉が選ばれやすい。この記事では、リストを見る前に自分の言葉を出し、そのあとリストで補正して条件を足すまでの手順を、48語のリスト例と一緒に書く。所要40分、紙とペンだけで実行できる。 10個選んだのに、他人の履歴書にも書いてありそうな言葉が並んだ 「価値観...
デジタル手帳にAIを足すと何が変わるか。記録から解釈へ

デジタル手帳にAIを足すと何が変わるか。記録から解釈へ

デジタル手帳にAIを足すというのは、書いた内容を自動で要約させることではなく、あとからAIに渡せる形で書いておくことを指す。 変わるのはAI側の性能ではなく、手帳に何を1行足すかという記録の書式のほうである。この記事では、いま使っているアプリをそのままに、書式に1行足して週末に渡すまでの手順を書く。Notion、メモアプリ、カレンダーのメモ欄、どれでも実行できる。AIは無料で使える対話型のもので足りる。 1年分たまった記録を渡して、返ってきたのが「着実な一週間でしたね」だった...
週次レビューをどこまで自動化できるか。任せる部分と残す部分

週次レビューをどこまで自動化できるか。任せる部分と残す部分

週次レビューの自動化とは、レビュー全体を機械に代行させることではなく、4つある工程のうち「答えが1つに決まる工程」だけを機械側へ寄せる作業である。 集める工程と並べる工程は任せられるが、解釈する工程と次を決める工程は残る。この記事では、その線を自分の環境に合わせて30分で引く手順を扱う。 週次レビューそのものをまだ固めていない場合は、週1回の振り返りのやり方を先に読んでほしい。この記事は、手順が既にある人が自動化の範囲を決める側を扱う。 要約は毎週届いているのに、開かなくなる...
AIと一緒に自分史を書く手順。過去を並べて傾向を見る

AIと一緒に自分史を書く手順。過去を並べて傾向を見る

AIと書く自分史とは、自分の過去を物語としてまとめてもらうことではなく、自分が書き出した場面を並べ、繰り返し出てくる語をAIに指摘させる作業である。目的は読み物を作ることではなく、自分の中で何度も起きている状況の型を1つ見つけることにある。所要は90分、書くのは自分、AIの担当は1つだけである。 現在の状況を領域ごとに整理したい場合は人生の棚卸しのやり方のほうが近い。この記事は過去の並びから傾向を読む側を扱う。 年表を用意した時点で、手が止まる...
無料のChatGPTだけで週次振り返りをする手順

無料のChatGPTだけで週次振り返りをする手順

無料プランでの週次振り返りとは、AIとの往復回数を有限の資源として扱い、手順を1往復に畳んで終わらせる進め方である。無料の枠でも週次の振り返りは成立するが、何度も会話を重ねる前提の手順をそのまま持ち込むと、途中で止まる。この記事では、往復を1回に固定して15分で終える形だけを扱う。往復を前提にした標準の手順はChatGPTで週次振り返りをする手順にあるので、有料プランを使っている場合はそちらを先に読んでほしい。 日曜の夜、3往復目で止まる...
AIを習慣化に使うときの現実的な使い方。続けるのは仕組み側

AIを習慣化に使うときの現実的な使い方。続けるのは仕組み側

AIを習慣化に使うとは、AIに続けさせてもらうことではなく、自分が開いた後の30秒を軽くしておくことである。チャット型のAIは自分から声をかけてこない。開くかどうかは常に人間の側にあり、そこはAIの守備範囲の外にある。この記事では、続ける役を仕組み側に残したうえで、AIに渡す役を1つに固定する設計手順を扱う。設計は20分、以降は週1回3分である。 3日目に、開かなくなる 「毎日振り返るのを手伝って」とAIに頼む。初日は丁寧な質問が返ってきて、悪くない感触がある。2日目も開く。3日目、帰りが遅くなって開かない。...
ChatGPTに前回の話を覚えさせる方法と、その限界

ChatGPTに前回の話を覚えさせる方法と、その限界

ChatGPTに前回の話を覚えさせるとは、AI側の記憶機能を設定することではなく、引き継ぎたい内容を自分の側に10行で持ち、毎回それを渡すことである。記憶機能やカスタム指示は補助として使えるが、いつ何が引き継がれるかを自分で確認できない。確認できるものを自分の手元に置くほうが、結果として毎回の会話が安定する。この記事では、その10行を作って運用する手順を扱う。所要時間は初回15分、以後は週1回3分である。 3週間目に、初回と同じ説明をまたしている...
AIに日記を書くときのプライバシー。何を書かないか決める基準

AIに日記を書くときのプライバシー。何を書かないか決める基準

AIに日記を書くときのプライバシー対策とは、サービスを見比べて安全な1つを選ぶことではなく、自分の側で「書かない語」をあらかじめ決めておくことである。どのサービスを使っても、入力した内容は自分の手元を離れる。離れても困らない形に変えてから入力する、という順番にすると、判断が毎回ではなく一度で済む。この記事では、書かない語を3種類に分けて置換ルールを1枚作る手順を扱う。所要時間は15分で、以後は1日30秒である。 書き終えてから、送信ボタンの前で手が止まる...
仕事の振り返りにChatGPTを使う手順。評価ではなく整理に使う

仕事の振り返りにChatGPTを使う手順。評価ではなく整理に使う

仕事の振り返りにChatGPTを使うとは、自分の働き方を採点させることではなく、1週間に起きた事実を並べ替えて「時間がどこへ行ったか」を見える形にする作業である。 評価をAIに求めると、当たりさわりのない褒め言葉か、根拠の薄い改善提案が返ってくる。この記事では、AIの担当を「分類だけ」に限定して、20分で1週間分を整理する手順を扱う。使うのはカレンダー(またはタスク管理ツール)と、対話型AI1つである。...
LifeOSに書いた内容はどう扱われるか。データの保存と削除

LifeOSに書いた内容はどう扱われるか。データの保存と削除

LifeOSに書いた振り返りの原文は、利用者のアカウントに紐づけてデータベースへ保存され、AIの処理のために外部のAI事業者へ送信される。そして、利用者が画面から削除すれば消える。 「送信しない」でも「一切保存しない」でもなく、保存も送信もしたうえで、消し方と消える範囲を利用者の側に置いている、というのが正確な説明である。この記事では、その内訳と、書く前に自分で確認する手順を扱う。 「これを書いていいのか」で手が止まる場面...