LifeOSは続けられるのか。続かなかったときに何が残るか

LifeOSは続けられるのか。続かなかったときに何が残るか

「続けられるか」は意志の強さではなく、抜けた週をどう扱う設計にしてあるか、そして途中でやめたときに手元へ何が残るかで決まる。 毎週欠かさず開けるかどうかを事前に予測することはできない。予測の代わりにできるのは、抜ける前提で再開の手順を先に決めておくことと、やめた場合に残るものを始める前に確認しておくことである。...
LifeOSとChatGPTで振り返りをするのは何が違うか

LifeOSとChatGPTで振り返りをするのは何が違うか

LifeOSとChatGPTの違いは、返ってくる文章の賢さではなく、振り返りの「形式・引き継ぎ・採否・保管」の4つを誰が維持するかにある。 ChatGPTでは4つとも利用者が毎回維持する。LifeOSではその4つがサービス側に固定されていて、利用者が決めるのは残す言葉だけになる。どちらが良いかは、この維持作業が自分にとって負担かどうかで変わる。...
「自分らしさ」を探すのをやめて、傾向として眺める方法

「自分らしさ」を探すのをやめて、傾向として眺める方法

「自分らしく」と言われても、何を出せばいいのか分からない プロフィール欄、面接の質問、キャリアの相談。「あなたらしさは何ですか」と聞かれる場面が定期的にやってくる。 答えようとして、まず自分の中を探す。趣味、経歴、性格。どれを言っても、他の人にも当てはまる気がする。逆に、思い切って変わったことを書くと、今度は誇張している気がして落ち着かない。探せば探すほど、自分には「らしさ」が無いという結論に近づいていく——この往復で疲れている人もいる。 見つからないのは、比べる相手のいない場所で探しているから...
自己理解を深める質問30。答えやすい順に並べた

自己理解を深める質問30。答えやすい順に並べた

5問目で止まって、リストを閉じる 「自己理解 質問」で検索して、30問や50問のリストが載ったページを開く。上から順に答えていく。1問目「あなたが大切にしている価値観は何ですか」。手が止まる。飛ばして2問目「これまでで最も影響を受けた出来事は何ですか」。また止まる。 答えが無いわけではない。何かは浮かぶのだが、浮かんだものが本当かどうか自分で判断できず、書く前に消えてしまう。5問目あたりでリストを閉じて、また別のリストを探しに行く——この往復を何度かしている人もいる。 止まるのは、抽象度の高い質問が先頭に置かれているから...
大事にしたいことの見つけ方。断ったことから逆算する

大事にしたいことの見つけ方。断ったことから逆算する

「何を大事にしたいですか」の欄が埋まらない 年始の目標シートでも、面談のワークシートでも、「あなたが大事にしたいことは何ですか」という欄がある。家族、健康、成長、時間。書いてはみるが、書いた瞬間から他人事に見える。 来週になると、書いた内容と真逆の判断をしている。健康と書いた週に深夜まで作業を引き受け、時間と書いた月に予定を詰めている。書いた言葉が行動を止めてくれない——この状態で何年か過ごしている人もいる。 言葉が浮かないのは、判断していない場面で考えているから...
価値観リストの使い方。選ぶ前に自分の言葉を先に出す

価値観リストの使い方。選ぶ前に自分の言葉を先に出す

価値観リストは、自分の価値観を発見するための一覧ではなく、すでに持っている感覚に名前を当てて粒度を揃えるための道具である。 だから使う順番が結果を左右する。先にリストを開くと、反論しにくい言葉が選ばれやすい。この記事では、リストを見る前に自分の言葉を出し、そのあとリストで補正して条件を足すまでの手順を、48語のリスト例と一緒に書く。所要40分、紙とペンだけで実行できる。 10個選んだのに、他人の履歴書にも書いてありそうな言葉が並んだ 「価値観...
デジタル手帳にAIを足すと何が変わるか。記録から解釈へ

デジタル手帳にAIを足すと何が変わるか。記録から解釈へ

デジタル手帳にAIを足すというのは、書いた内容を自動で要約させることではなく、あとからAIに渡せる形で書いておくことを指す。 変わるのはAI側の性能ではなく、手帳に何を1行足すかという記録の書式のほうである。この記事では、いま使っているアプリをそのままに、書式に1行足して週末に渡すまでの手順を書く。Notion、メモアプリ、カレンダーのメモ欄、どれでも実行できる。AIは無料で使える対話型のもので足りる。 1年分たまった記録を渡して、返ってきたのが「着実な一週間でしたね」だった...
週次レビューをどこまで自動化できるか。任せる部分と残す部分

週次レビューをどこまで自動化できるか。任せる部分と残す部分

週次レビューの自動化とは、レビュー全体を機械に代行させることではなく、4つある工程のうち「答えが1つに決まる工程」だけを機械側へ寄せる作業である。 集める工程と並べる工程は任せられるが、解釈する工程と次を決める工程は残る。この記事では、その線を自分の環境に合わせて30分で引く手順を扱う。 週次レビューそのものをまだ固めていない場合は、週1回の振り返りのやり方を先に読んでほしい。この記事は、手順が既にある人が自動化の範囲を決める側を扱う。 要約は毎週届いているのに、開かなくなる...
AIと一緒に自分史を書く手順。過去を並べて傾向を見る

AIと一緒に自分史を書く手順。過去を並べて傾向を見る

AIと書く自分史とは、自分の過去を物語としてまとめてもらうことではなく、自分が書き出した場面を並べ、繰り返し出てくる語をAIに指摘させる作業である。目的は読み物を作ることではなく、自分の中で何度も起きている状況の型を1つ見つけることにある。所要は90分、書くのは自分、AIの担当は1つだけである。 現在の状況を領域ごとに整理したい場合は人生の棚卸しのやり方のほうが近い。この記事は過去の並びから傾向を読む側を扱う。 年表を用意した時点で、手が止まる...
無料のChatGPTだけで週次振り返りをする手順

無料のChatGPTだけで週次振り返りをする手順

無料プランでの週次振り返りとは、AIとの往復回数を有限の資源として扱い、手順を1往復に畳んで終わらせる進め方である。無料の枠でも週次の振り返りは成立するが、何度も会話を重ねる前提の手順をそのまま持ち込むと、途中で止まる。この記事では、往復を1回に固定して15分で終える形だけを扱う。往復を前提にした標準の手順はChatGPTで週次振り返りをする手順にあるので、有料プランを使っている場合はそちらを先に読んでほしい。 日曜の夜、3往復目で止まる...