AIに価値観の候補語を出させて、自分で却下していく手順

AIに価値観の候補語を出させて、自分で却下していく手順

AIを使った価値観の言語化とは、AIに候補語を並べさせ、その大半を「これは違う」と却下しながら、却下の理由のほうを自分の言葉として回収する作業である。 残った語が答えになるのではない。却下文に繰り返し現れた語が答えになる。この記事で扱うのは、候補語を20語出させてから、却下文を20本書き、そこから3語を取り出すまでの45分だけである。必要なのは対話型AIが1つと、20行書ける紙かテキストファイルが1枚である。...
AIを振り返りに使わなくなる3つの型と、戻る条件の決め方

AIを振り返りに使わなくなる3つの型と、戻る条件の決め方

AIを振り返りに使わなくなるとは、使う気が失せた状態ではなく、「開く理由」と「開いた後にすること」のどちらかが消えた状態である。 どちらが消えたかによって、戻り方は変わるし、戻らなくてよい場合もある。この記事で扱うのは、自分の使用履歴から型を1つ判定し、戻る条件を1文で書いて終える25分の作業だけである。振り返りそのものを再開する手順は扱わない。ここで決めるのは、AIを使うか使わないかの判断だけである。 3週間開いていないアプリが、ホーム画面の2ページ目にある...
AIに質問を返させる頼み方。答えをもらう使い方との違い

AIに質問を返させる頼み方。答えをもらう使い方との違い

AIに質問を返させるとは、答えを出す役をAIから外し、「自分が答えるための問いを1つずつ出す役」だけを渡すことである。 入口の条件がふつうの相談と違い、こちらに案や結論がなくてよい。テーマが1つあれば始められる。この記事で扱うのは、質問役を渡す依頼文の作り方と、7問で打ち切って自分で1つ決めるまでの20分の進め方だけである。必要なのは対話型AIが1つと、最後の3行を書ける場所である。 なお、すでに案が1文ある状態から、その案を壊して書き直していく進め方はAIとの壁打ちのやり方で扱っている。入口に案があるならそちらのほうが速い。...
振り返りの前提をカスタム指示へ固定する。毎回説明しないための設定

振り返りの前提をカスタム指示へ固定する。毎回説明しないための設定

カスタム指示とは、ChatGPTの設定画面にあらかじめ文章を置いておき、新しい会話を開くたびにその文章が前提として読まれるようにする機能である。 毎回の会話で打ち込む説明とは置き場所が違い、書き換えるまで残り続ける。この記事で扱うのは、振り返りに使う会話に限って、何をそこへ置き、何を置かないかを決める1回きりの設定作業だけである。所要は30分、必要なのはChatGPTの設定画面と、直近3回ぶんの会話履歴である。...
AIが出した長文を、自分の言葉3行へ畳む手順

AIが出した長文を、自分の言葉3行へ畳む手順

AIの自己分析をまとめるとは、要約することではなく、長文を決まった書式の3行へ畳み、AIが使った語を自分の場面の言葉へ置き換えることである。 要約すると分量の多いほうへ引っ張られるので、AIの語彙がそのまま残る。残った語彙は読み返しても自分の言葉として使えない。 この記事では、長文の回答1本を、あらかじめ用意した3行の枠へ流し込む手順を書く。所要は15分、出力物は3行だけである。使うのは回答1本と紙かメモアプリで、AI側の要約機能は使わない。...
ChatGPT自己分析の深掘り方。追加質問の作り方と、貼れる完成例3つ

ChatGPT自己分析の深掘り方。追加質問の作り方と、貼れる完成例3つ

AIの回答を深掘りするとは、「もっと深く」と頼むことではなく、回答の中から掘る先を1文だけ指定して、その1文についてだけ追加で聞くことである。 掘る先を指定しない依頼に対して、AIは全体をもう一度書き直すしかない。書き直した結果は、たいてい同じ内容の言い換えになる。 この記事では、すでに手元にあるAIの回答1本から掘る先を1文選び、3つの部品で追加質問を組んで、3往復で打ち切る手順を書く。所要は1回20分、使うのは前回の回答と自分の記憶だけである。新しいプロンプト集も有料プランも要らない。...
YWTのやり方。KPTとの使い分けと、個人で使うときの注意

YWTのやり方。KPTとの使い分けと、個人で使うときの注意

YWTとは、Y(やったこと)・W(わかったこと)・T(次にやること)の3欄を、この順に1本道で埋める振り返りの型である。 3つを並列に埋めるのではなく、Yから出たものだけをWに、Wから出たものだけをTに通す。この記事で扱うのは、個人が1人でYWTを1回回すときの記入手順と、止まりやすいWの書き方だけである。所要は20分、紙1枚でできる。 型を複数比べて自分に合うものを選ぶ段階なら振り返りフレームワーク5種の使い分けのほうが先である。この記事は選び終わってYWTに決めた前提で、記入の工程だけを書く。...
四半期の振り返りのやり方。週次・月次との役割の分け方

四半期の振り返りのやり方。週次・月次との役割の分け方

四半期の振り返りとは、3か月に起きたことを読み返す作業ではなく、自分が「この3か月はこの方向で進む」と書いた1文が、実際の判断と合っていたかを点検し、必要なら書き換える作業である。 材料は3か月分の記録ではなく、月次の振り返りから出てきた数行だけに限る。この記事では、週次・月次・四半期の役割を分けたうえで、四半期を60分で終える手順を書く。年4回、紙1枚でできる。 月次の手順そのもの(先月決めた一手の採否)は月次振り返りのやり方にある。この記事は一手の採否を1件も扱わず、方向の文を点検する工程だけを扱う。...
記録アプリが続かないときの、アプリを減らす判断

記録アプリが続かないときの、アプリを減らす判断

記録アプリが続かない状態とは、記録する意欲が尽きた状態ではなく、同じ役割のアプリが2つ以上インストールされたまま残っている状態である。 役割が重なっていると、書こうとするたびに「どちらへ書くか」という判断が先に発生する。この記事で扱うのは、いま入っているアプリを痕跡で並べ、役割の重なる組から残す1つを機械的に決めるまでの工程だけである。所要は40分、判断は1回で終わる。 書く項目そのものを減らす話は記録が続かない人が減らすべき3つの手順にある。この記事は項目を1つも触らず、アプリの台数だけを扱う。...
書くことが思いつかない日の、材料の拾い方

書くことが思いつかない日の、材料の拾い方

振り返りの材料とは、頭の中から思い出すものではなく、すでに外に残っている痕跡のことである。 予定表、送信済みのメッセージ、写真、購入履歴。どれも、その週に自分が動いた跡が本人の記憶より正確に残っている。書くことが思いつかない日に足りていないのは、思い出す力ではなく、どこを、どの順で見るかを決めていないことのほうであることが多い。...