転職を考え始めたときの整理メモ。「サイン」を探す前に書き出す5つの問い

転職を考え始めたときの整理メモ。「サイン」を探す前に書き出す5つの問い

「転職したほうがいいサイン」とは、転職を検討する人が自分の状況を説明するために使う、一般化された状態のリストである。 評価されない、成長を感じない、日曜の夜が重い——といった項目が並ぶ。これは多くの人の状況を平均して作られた説明であり、自分がそこに当てはまるかどうかは、自分の側の材料を並べてからでないと判定しにくい。 この記事で扱うのは、サインの一覧と照合する前に、自分の材料を5つの問いで書き出す手順である。紙1枚、40分。転職するかどうかの結論は出さない。結論を出すための材料を、見比べられる形に並べるところまでを扱う。...
習慣化の「3の法則」とは。3日・3週間・3か月の区切りを点検日として使う

習慣化の「3の法則」とは。3日・3週間・3か月の区切りを点検日として使う

習慣化の「3の法則」とは、新しく始めた行動が止まりやすいタイミングを、3日・3週間・3か月という3つの区切りで捉える経験則として語られている考え方である。 紹介する人によって「3日・3週間・3か月」「3日・3か月・3年」など数え方が違い、出典もまちまちで、研究で確立した法則ではない。 それでも使いどころはある。この記事で扱うのは、法則の正しさの検証ではなく、3つの区切りを「点検日」に変換して、始める日のうちにカレンダーへ置いてしまう手順である。初回20分、以降は1回15分。 3週目の木曜に止まったことに、1か月後に気づく...
頼まれごとを断る基準の作り方。迷った案件を書き出して線を引く

頼まれごとを断る基準の作り方。迷った案件を書き出して線を引く

断る基準とは、引き受けるか断るかを毎回ゼロから考えずに済むように、自分が先に決めておく判断の線である。 断り方の言い方ではなく、判断そのものを事前に済ませておくための道具である。 この記事で扱うのは、直近で迷った依頼を5件書き出し、そこから線を3つまで作る手順である。紙1枚と20分で足りる。断り文句の例文を増やす話ではない。 金曜18時のチャットに「大丈夫です」と打ってしまう 金曜の18時すぎ。帰る準備をしているところに通知が来る。「来週ちょっとお願いできる?」...
自分の集中しやすい時間帯の見つけ方。1週間の記録で生活リズムを知る

自分の集中しやすい時間帯の見つけ方。1週間の記録で生活リズムを知る

クロノタイプとは、1日のうちで眠くなる時間帯や活動しやすい時間帯に個人差があることを指す言い方である。 日常では「朝型」「夜型」という2語で語られることが多い。 この記事で扱うのは、体質や型の判定ではなく、自分の1週間の実際の記録から、手が進んだ時間帯の傾向を見る手順である。1日2分の記録を7日ぶんと、紙1枚で足りる。なお、眠れない・日中に強い眠気が続くなど体調面で気になることがある場合は、記録より先に医療機関に相談してほしい。ここで扱うのはあくまで、仕事の予定の置き方の話である。 5時起きを3日でやめた週の月曜...
バランスホイールの使い方。月1回15分で暮らしの偏りを見る手順

バランスホイールの使い方。月1回15分で暮らしの偏りを見る手順

バランスホイールとは、暮らしをいくつかの領域に分け、それぞれの満足度を点数で書き込んで、円をいくつかに切り分けた図として見る道具である。 「人生の輪」と呼ばれることもある。 この記事で扱うのは、点数から性格や適性を判定することではなく、月1回15分で、自分が今月どの領域に触れていなかったかを目で見る手順である。紙1枚とペンがあれば足りる。コーチングの場で使われることが多い道具だが、1人でも同じやり方で使える。 月末に「忙しかった」しか残っていない夜...
セルフコーチングのやり方。1人で問いを立てて答える4ステップ

セルフコーチングのやり方。1人で問いを立てて答える4ステップ

セルフコーチングとは、自分で問いを立て、間を置いてから自分で答える手順である。 気持ちを前向きにする作業ではなく、1人で考えると飛ばしてしまう工程(問いを書き出す、答える前に待つ)を、形式として外に出す作業にあたる。人のコーチが担う役割のうち、問いを出す部分を自分の手で再現する。 この記事で扱うのは、「現状→望む状態→障害→次の1歩」の4ステップを30分で回す手順である。質問の一覧ではなく、一覧を使う前の工程を扱う。 考えているつもりで、30分後に同じところに戻っている...
マインドマップで自己分析するやり方。紙1枚で3層目までたどる手順

マインドマップで自己分析するやり方。紙1枚で3層目までたどる手順

マインドマップを使う自己分析とは、紙の中心に言葉を1つ置き、そこから枝を伸ばして、関連する言葉を3層目までたどる作業である。 文章で書く自己分析との違いは、文を完成させないところにある。主語と述語をそろえる手間がないため、思いついた順に単語だけを置いていける。 この記事で扱うのは、A3の紙1枚を30分で3層目まで埋める手順である。ツールの使い方ではなく、枝が止まったときに何を書くかを中心に説明する。 「自己分析をしよう」と紙を開いて、15分後に3語しか書けていない...
感謝日記の書き方。1日1行から始める例文つき

感謝日記の書き方。1日1行から始める例文つき

感謝日記とは、その日に自分が助かった場面を1つ書き残す記録である。 前向きな気持ちを作る練習ではなく、見落としやすい事実(誰が何をしてくれたか、何が機能したか)を文字にして残す作業にあたる。効果の有無はここでは扱わない。扱うのは、続く書式の決め方である。 この記事で扱うのは、1日1行・主語と動詞を固定した型で書き始め、2週間で書式を調整する手順である。所要は1日1〜2分。 「ありがたいこと」を探して、3日で書くことがなくなる...
キャリアの棚卸しのやり方。職務を3つの視点で書き出す

キャリアの棚卸しのやり方。職務を3つの視点で書き出す

キャリアの棚卸しとは、これまでに自分が仕事として担当した範囲を、記憶ではなく記録として一覧にする作業である。 「何がやりたいか」を決める作業ではなく、決める前に並べる材料をそろえる作業にあたる。やりたいことの判断は、材料が並んでからのほうが速い。 この記事で扱うのは、1つの職務を「担当・判断・引き継ぎ」の3視点で書き出し、それを在籍期間の順に並べる手順である。所要は90分前後。転職するかどうかの判断や、職務経歴書の書式には立ち入らない。 職務経歴書の欄を前に、30分何も書けないことがある...
頭の中を整理する書き出し方。5分・3列に分ける手順

頭の中を整理する書き出し方。5分・3列に分ける手順

頭の中を整理する書き出しとは、浮かんでいることを紙に出したうえで、「今日ここまでやる」「人か予定に預ける」「今日は手放す」の3つに分ける作業である。 全部を書き出すだけでは数が見えるだけで終わるため、出したあとに3列へ振り分けるところまでを1セットにする。 この記事で扱うのは、紙1枚とペンだけで5分で終える型である。アプリやフレームワークを増やさずに、机の上で完結する範囲に絞って説明する。 やることは分かっているのに、どれから手をつけるか決められない...