投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-27 | blog
振り返りの再開とは、止まっていた期間を取り戻すことではなく、今日を1回目として、直近の1週間だけを対象に1回終わらせることである。 空白の週を数えたり遡って書き足したりする作業は、再開の手順には含まれない。 3か月ぶりにノートを開いて、1ページ目で止まる しばらく間があいた振り返りを再開しようとして、最初に「いつから止まっていたか」を確認する人は多い。前回の日付を見て、そこから今日までに何があったかを思い出そうとする。3か月なら13週分。1週ずつ埋めていけば正しい記録になる、という考え方は自然に出てくる。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-27 | blog
日記を週1にするとは、書く回数を7分の1にすることではなく、1回で扱う範囲を1日から7日に広げることである。 回数だけ減らして書式をそのままにすると、1回に7日ぶんを詰め込もうとして、かえって重くなる。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-27 | blog
ジャーナリングの効果を自分で確かめるとは、書いた週と書かなかった週を並べ、あらかじめ決めた2つの観察項目がどう違ったかを見る作業である。 世の中の研究が示す平均的な傾向と、自分にとって続ける価値があるかは別の問題で、後者は自分の手元でしか分からない。 この記事で扱うのは、観察項目を2つだけ決め、書く週と書かない週を交互に置いて14日で比べる手順である。必要なのは紙1枚かメモアプリ1つと、1日30秒の記録だけである。医学的な効果や心の状態を判定する手順ではなく、この先も続けるかどうかを自分で決めるための材料を作る手順である。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-27 | blog
自分の変化に気づくとは、今の自分を観察することではなく、過去のある1点と今のある1点を横に置いて、同じ観点で書かれた文を見比べる作業である。 変化は、今だけを見ていても出てこない。比べる相手が必要で、その相手は半年前の自分が残した文である。 この記事で扱うのは、手元にある記録から2点だけを選び、同じ3つの観点で抜き出して並べ、違いを1行ずつ書く50分である。必要なのは、半年前ごろの記録が何らかの形で1つ残っていること、紙1枚とペンだけである。記録が1件も残っていない場合の代わりの手も、最後のFAQに書いた。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-27 | blog
過去の経験の書き出しとは、印象に残った出来事を並べる作業ではなく、実際に繰り返した行動を、評価を付けずに動作の粒度で書き出す作業である。 先に決めるのは、何から書き始めるかという入口である。 「成功体験を3つ」で手が止まる 自己分析の本でも、テンプレートでも、たいてい最初の欄は成功体験である。頑張ったこと、成果が出たこと、人に褒められたこと。それを3つ書けと言われる。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-26 | blog
ノート1冊で人生の棚卸しを終えるとは、思い出した順に書いていくのをやめ、先にノートを区画に割り、1項目あたりの行数を決めてから埋める作業である。 決めるのは中身ではなく、書く順番と分量という紙面の側である。 1冊目の3分の1で止まる ノートを買ってきて、1ページ目に「人生の棚卸し」と書く。幼少期から順に思い出したことを書いていく。最初の数ページは進む。小学校、中学校、部活、受験。ここまでで20ページ使う。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-26 | blog
30代の人生の棚卸しとは、生まれてからの全期間を書き出す作業ではなく、対象期間を直近5年に切り、その中で自分の決定で始まったこと・終わったことに実際の時間を書き込んで、配分を見る作業である。 見るのは選択肢の数ではなく、すでに時間が流れている先のほうである。 「やりたいこと」の欄が、30代になってから埋まらない 棚卸しをやってみようと思って検索する。出てくる手順は、学生時代から順に書き出し、興味のあったこと、やりたかったこと、将来の理想像を並べる形が多い。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-26 | blog
AIの自己分析を比較するとは、複数回の出力を横に並べ、毎回出てくる語と今回だけ出た語に分けて、後者だけを読む作業である。 判定するのは分析の精度ではなく、入力した材料が前回から何本入れ替わったかのほうである。 3回やって、3回とも同じことを言われる 月に1回くらいAIに自己分析をさせている。出てきた文章は、読んだときはなるほどと思う。スクリーンショットを撮る。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-26 | blog
人からの評価をAIで整理するとは、もらった言葉を評価語のまま読まず、「誰がいつどの動作について言ったか」の行へ直したうえで、自分の見方と突き合わせて一致・ズレ・初耳の3つに仕分ける作業である。 AIに任せるのは仕分けだけで、どれを受け取るかは本人が決める。 評価シートを開いたまま、いいことも悪いことも他人事に見える 人事評価のコメント欄、1on1のメモ、同僚から言われたひとこと。手元にはそれなりの量の言葉がある。開いてみると、「丁寧」「視野が広い」「もう少しスピードを」といった短い評価語が並んでいる。...
投稿者 小坂 悠真 | 2026-09-26 | blog
AIへの前提の渡し方とは、質問文の前に「直近7日の出来事を1行1件で並べた事実の行」を貼ることである。 日付・動作・数値だけを書き、評価語は入れない。質問を書き直す前にここを直すほうが、返ってくる内容は先に変わる。 質問を何度書き直しても、返ってくるのは同じ3項目 「最近うまくいっていないので、どうすればいいか」と打つ。返ってくるのは、優先順位を見直す・休息を取る・小さく始める、といった内容である。...